日記
本の楽しみ方
こんにちは。
なんとまぁ、久々更新の日記コーナーです。
アクセス解析してみると分かるのですが、ほとんど読者がいないこちらのコーナー・・・だからこそけっこう気軽に書いています。
さて今日は、趣味の読書について・・・。
仕事には関連のないとっても個人的な話ですが、まあ、そういうのんきなコーナーなのでご了承ください( ´艸`)
2023年4月に出ました村上春樹の新刊、買いました。
でも、もったいなくて読み終われない。最後の章の前でモダモダしています。
6年も待ったんだもの、一気に読むのがもったいない、とか思ってしまう貧乏性な私。
本は厚い方が好きです。だってその世界感ずっと続くから。終わってしまうのが嫌で、最後の10ページくらいを残して保留、なんてことよくあります。
本好きな人と『本の読み方』みたいな話をすることがあります。
先ほど書いたような、「読み終わるのがもったいないから後半はペースダウンする」という人は、じつは結構います。
「先が知りたい」という気持ちと「もう終わってしまう」という気持ちの間で、揺れ動く。またこの葛藤も私にとっての読書のだいご味です。
ミステリー小説は、30ページくらい読んだ後、最後を読んで犯人を把握。それから最初に戻ってじっくり読む。という読み方をします。
結果が分かると面白くないじゃないか!とよく言われますが、犯人を知りたいがために先を急いで、いろんなところを読み飛ばしちゃう方がもったいないと思ってしまう。
ただの情景を描いたような場面でも、犯人が分かっていれば、実は伏線だった!ということが見える、なんてことも多いです。
1読目は探偵役と一緒に犯人を追うスリルを楽しみ、2読目は構成や伏線を楽しむ、という「2度読み派」もいますね。スゴイ!
あとがきも、最初に読むことが多いです。
翻訳された海外文学だと、『著者あとがき』と『訳者あとがき』『訳者による解説』などがあります。
とくに『訳者あとがき』は、作品に対する訳者の熱い思いがしたためられていて、本編を読むときのひとつの心構えみたいになったりします。大事に読まなくちゃ、みたいな。
そして私は、2~3冊を同時進行で読むことが多いです。意外と切り替えができるのは、慣れなのか・・・。
読みたい本は無限にあるのに、私に残された時間はあまりにも少ない、と実感します。
寿命と健康寿命は違うといわれますが、読書寿命も同じ。読み下す体力も、その世界感に入り込む時間も、あとは老眼とかの問題もあって、40代後半の私にはもう残りが少ない。
最近は、朗読アプリのAudible(オーディブル)を使い、本を「聴く」ことも増えました。これだと、車での移動中や買い物中にも聴けるので、重宝しています。
また、電子書籍の方が読みやすいシチュエーションもあるので、そちらもよく利用します。
でも、やっぱり一番読みやすいのは、紙の本。戻ったり、飛ばしたり、ページ検索も簡単だし、重さや匂いもいい。
読む暇なんて絶対ないとは思いつつも、出かける時はカバンに必ず一冊は入れておかないと落ち着きません。ソワソワしちゃう。
自分でも、病気かなとも思ったりする反面、分かる―!って言ってもらえたりします。
こんなアレコレ話ができる読書好きの友達が欲しい、というのが長年の私の願いです。や、ほんとに。